ネムイちゃんをお迎えしたときのお話
ネムイちゃんをお迎えしたときのお話です。
ちょっと長いので、お気を付けください!
ネムイちゃんと出会う前
私が文鳥を知ったきっかけは、ツイッターでかわいい文鳥の写真を見たことでした。
鳥類完全初心者だった私は
「鳥って飼えるんだ!」と思ったくらい、何も知りませんでした。
それから徐々に文鳥のことを調べ始め、
ペットを飼うといったら犬か猫しか考えていなかったところに
自然と『文鳥』という選択肢が増えていったのでした。
ネムイちゃんと出会った日
そして、文鳥と暮らしたい気持ちが高まりつつも、
なんとなくまだ踏み出す勇気がなかった2015年6月。
ネムイちゃんと運命の出会いを果たします。
(家に来て一週間後くらいに撮った生後2カ月のネムイちゃんの写真です)
近所のペットショップで、そのシーズンそのお店では最後の一羽だったネムイちゃん。
最初に見たときの感想は「なんかこの子心配だな・・・」でした。
ネットや本でよく目にしていた「丈夫なヒナの選び方」の『丈夫なヒナ』に
ネムイちゃんが当てはまっていなかったからです。
お店でネムイちゃんは、お昼間なのにずっと寝ていました。
ヒナはよく食べてよく寝るみたいなので、
その『よく寝る』のタイミングで見ただけかもしれないし、
換羽といって羽が抜け替わる時期だったのでそれで眠かったのかもしれません。
でもそのときは、素人目に「元気がない」ように見えたので気になってしまい 、
そして帰り際に眠いながらも私を見上げてくれたクリクリの目が忘れられなくて
一週間かけて鳥が診てもらえる動物病院やペットホテルを調べ、
ペットを飼うという覚悟を決めて、次の週に迎えに行きました。
ネムイちゃんを迎えに行った日
文鳥は人気があるから他のお家が決まったかもしれない。
それならそれでいいんだ・・・!
そんなことを考えながらお店に入ると、
最初に会ったときと同じ場所の同じケージの中にネムイちゃんがいました。
店員さんとお話をして、
「初心者にはおすすめしない」、
「ずっと見ているだけの子になるかもしれない」
(たぶん手乗りにはならないという意味)と厳しいことを言われましたが、
一週間かけて決めた覚悟の気持ちは変わることはありませんでした。
購入手続きを済ませたら
ネムイちゃんを小さなキャリーケージに入れてもらって、
お店から直接病院へ向かいました。
そこで検査をしていただき、
ネムイちゃんのお腹に【コクシジウム】という寄生虫がいることが判明しました。
親鳥から感染していることもあり、
発症すると幼鳥や老鳥は命を落とす危険もあるという怖い病気です。
いきなり通院と投薬が始まりましたが、大変というよりも
「すぐに病院に行って本当によかった」という気持ちが強かったです。
その後のネムイちゃん
さいわいネムイちゃんはお薬をよく飲んでくれて、
免疫力も高かったのか一カ月で通院を卒業することができました。
それからどんどん元気に成長して、
(3カ月のころ、まゆ毛があったネムイちゃん)
今ではツヤツヤ、
ムチムチ(?)の文鳥女子に成長しました。
ブログで伝えたいこと
ブログの本編の方でも書いているのですが、
お迎えしてからすぐの健康診断をお薦めします。
それから、ヒナの状態で過酷な輸送に耐えて、お店にたどり着けた子たちはみんな強いと思います。
お店で体調を崩したり、病気が発症してしまう子もいるかもしれないけれど、
元々は強くて生きる運命を与えられた子たちだと思っています。
ネムイちゃんも私もたまたま運が良かっただけかもしれないけれど・・・
『本に書いてあった元気なヒナじゃない』子たちの中にも 、
ネムイちゃんのようにちょっとしたことで元気になれる子も
たくさんいるんじゃないかと思います。
少しでもその希望を伝えられるように、
ネムイちゃんを精一杯大切に育てて、かわいくて元気な姿を発信していきたいです…!
以上、ネムイちゃんをお迎えしたときのお話でした。