お迎え時に知っておきたいこと
全て完全初心者の意見です。参考までに見ていただければと思います!
◆ 最初の難関がお迎え当日です~夕方お迎えのすすめ~
◆ お迎え当日の健康診断がおすすめです
◆ 文鳥は叱ったら「攻撃された」と捉えてしまうことを覚えておきましょう
◆ 我が家で心がけていること
夕方お迎えのすすめ
ネムイちゃんお迎え時にとても強調して言われたことが
「お迎え後は鳥さんが動かなくなることが多い」ということでした。
動かなくなってごはんも食べれず、衰弱してしまうそうです。
さらに、お迎えから1週間くらいで命を落としてしまう場合が多いと言われ、とても怖かったです…
もし動かない状態が続いていれば、すぐに連絡をしてくださいと言われました。
ネムイちゃんの場合も、
確かに家に連れて帰ってきた直後は全く動かなくてエサも食べず水も飲みませんでした…
でも割と夕方にお迎えに行って病院にも行ってから家に帰ってきたので、
家に着いて間もなく日が暮れたので寝させました。
そして次の日の朝、最初は心配でしたがすぐに寝ていた止まり木からフンキリ網の上に下りてきて、
網の上に置いてあった粟穂をついばんで食べてくれました…!
それからも若干固まり気味でしたが、なんとかエサを食べたりお水を飲んだりして無事に過ごしてくれて現在に至ります。
以上のたった一回きりの経験からですが、
まずは『お迎え当日は、本当に固まって動かなくなってしまいます』。
その子性格にもよりそうですが、なる可能性が高いことは間違いないようです。
でもよかったと思うのが、
夕方にお迎えに行ったため、その日のその時間までは普通に過ごせていて、
家に着いてからすぐ寝ることができたということです。
固まっている時間と寝ている時間が重なって、衰弱せずに済んだのかなと思っています。
これが朝一番でお迎えに行っていたら、その日一日固まって何も食べずに過ごしていたと思うからです。
専門家の方が見たら何と言われるかわかりませんが…私の体験談でした!
お迎え当日の健康診断がおすすめです
これも人によって考えは様々だと思いますが、ネムイちゃんをお迎えした経験から書いてみようと思います。前の項目で書いたように、
鳥さんにとってショップなどから急に知らないところに連れて行かれるのは相当なショックです。
移動もとても大変です。
ショップの店員さんからも「2週間くらいは放鳥もしないでください」と言われたほど、
家の中でも負担がかからないように過ごさせなければいけません。

我が家の場合はそういうことは知らずに、別の理由から『家に連れて帰る前に病院へ』と思って
ショップから直行で予約していた病院に連れて行って診てもらったのですが、これが正解だったなと思っています。
『すぐに病気が見つかって治療が始められたこと』と
『安心した頃にまた外に出して、再び負担をかけることにならずに済んだ』からです。
ショップからお家まで、時間をかけずにすぐ帰れた方がいいかもしれませんが、
ネムイちゃんにとっては家も病院も知らないところなので、
どっちに連れて行かれても緊張することには変わりなかったのではと思います。
(むしろ病院で、鳥に慣れている先生に触ってもらえてよかったかもしれません)
負担を怖がって、重大な病気を見過ごすのもいけません。
以上の経験から、私のブログでは『お迎え当日の健康診断』をおススメさせていただきます。
ただし、ネムイちゃんは生後2カ月一人餌の状態で、6月後半の寒さの心配がない時期にお迎えしました。
秋冬にお迎えする場合・生後間もない場合は状況が違ってくると思うので、
店員さんとよく相談して決めてください。
(暖かくなってからをおすすめされるかもしれません)
待ち時間があると負担がかかってしまうので、予約してから行くいいと思います。
ケージはお迎え前と同じ環境がおすすめです
ネムイちゃんが暮らしていたショップでは、お迎え時には『ショップと同じ環境にすること』を推奨しています。
我が家もその教えに従って、ケージやエサは同じものを購入して、ケージの中のレイアウトも全く同じにしました。
店員さんに言われた通り、最初はショックで固まってしまったネムイちゃんでしたが、
レイアウトが同じだったおかげでエサやお水の場所に困ることがなくて、回復が早かったのではないかなと思っています。
ネムイちゃんはお迎えと同時にケージも設置で、
家に着いて早く休ませてあげたいのにケージの準備ができていなくてちょっとあせってしまったので
先にケージだけ購入しておくのもいいかなと思いますが、
とりあえずはショップと同じケージをおすすめしたいと思います。
ネムイちゃんも最初は兄弟と一緒に入っていたのか、
『HOEIという会社の35手のり』というひとりにしてはとてつもなく大きいケージに住んでいたので
同じものを購入して、いまだにそのケージで暮らしていますが、本人は快適そうにしています。笑
文鳥は寒さに非常に弱いことを知っておきましょう
こちらの本(小動物ビギナーズガイド 文鳥「大掃除などでエアコンを切って窓を開け放つことも多い 年末年始が一年で文鳥が一番命を落とす時期だ」
と書かれているほど、文鳥は寒さに弱いそうです。
冬はもちろん、夜寒くなる秋や春も心配で、安心な時期は真夏しかないんじゃないかと思います。
知らない場所に連れて来られて緊張している文鳥さんに、
さらなる寒さという試練も与えてしまうことがないように十分に気を付けてあげましょう。
夜はペットヒーターとサーモスタットを併用すると安心です。
本には「20℃以下にならないように」と書いてありますが、ネムイちゃんは過保護だったので
真冬でも25℃くらいの部屋で1年目は過ごさせました。
2年目からはもう少し低くても大丈夫かなと思っています。
(我が家で使っているアイテムについてのページは準備中です)
文鳥は叱ったら「攻撃された」と捉えてしまうことを覚えておきましょう
これについても先ほどと同じ本(小動物ビギナーズガイド 文鳥) に書かれているのですが、
「文鳥を叱ることは攻撃を意味する」そうなのです。
そして「文鳥に好かれるには、攻撃、または攻撃と思われるようなことはしない」とこが大条件だそうです。
すなわち、何があっても『叱ってはいけない』のです。
『学習期』と呼ばれる時期に好きになったものはずっと好きで、嫌いになったものはずっと嫌いらしいので
その期間は特に叱らないように、好きになってもらえるように優しく接しましょう。
自我が芽生えると、どの子も一時的に反抗期のようになって突いたり噛んだりが激しくなるみたいです。
ネムイちゃんの場合は1才になるころにはすっかり甘噛みも覚えて、怒ることもほとんどなくなりました。
反抗期のときに、振り払ったり怒ったりしないように気を付けましょう。
学習期については、こちらの本(もっと知りたい文鳥のこと。) にも同様のことが書いてあります。
先ほどの小動物ビギナーズガイド 文鳥と、こちらのもっと知りたい文鳥のこと。を
両方読むとお互いに補い合って完璧だと思います。
詳しくは別記事の『おすすめ書籍』に書きました。
よかったらご覧ください。
我が家で心がけていること
最後にこんな項目を…先ほどの本を読めばそれでOK!なのですが、
本には書かれていないようなちょっとしたことを書いてみます!
決まり事は『家族全員で』守りましょう
我が家ではネムイちゃんが女の子なのでいろいろ気を付けているのですが、
あるとき家族がネムイちゃんの前で手を上下に振って見せていて、私が怒ったことがあります…
上下に手を動かすのが、オスの求愛ダンスだと勘違いしたら困ると思ったのですが、
そもそも家族は求愛ダンスがどういうものか知りませんでした。
あとから話したら、「気を付けていたのは自分だけだった…!」なんてことも起きかねません。
女の子だったら背中やおしり付近は絶対触らないなど、『家族全員で』徹底するようによく話し合いましょう!
とにかく褒める!!
文鳥は、言葉はわからなくても声の調子などで「自分が褒められていることがわかる」みたいなんです。
なのでなるべく褒められていることがわかるように、
大袈裟に明るい声で「エライねえ~~!!^^」と言って褒めまくっています。
我が家ではお迎え直後のクセで、お水を飲んだりエサを食べたりしただけでネムイちゃんを褒めます。
うんちをしたときも、『見せてくれた!』と捉えて「ありがとう~!」と褒めます!笑
おかげで私の肩や手の上でうんちをすると褒められると少し覚えてしまったところがありますが、
自信満々ないい性格の子に育ってくれたと我が家では思っています^^
褒める以外にも、常に話しかけるようにもしています。
褒めていたら得意気にやってくれるようになった技、『フレームを引っこ抜く!』です^^
冷たすぎる水を飲ませない
ここからは単なる過保護なお話になりますが、
我が家では特に冬は手が凍るくらいの冷たい水はネムイちゃんにあげないように気を付けています。
朝は紅茶用のガラスのポットに水を入れてレンジで水を沸かし、冷たい水に混ぜてちょうどいい温度にしています。
水浴びのお水も同様に、『お湯は絶対NG』(羽の油が溶けてしまうそうです)なのですが、
冷たすぎるお水も心臓に悪いと思い、お湯にならない程度にお湯を混ぜた水を使っています。
それから、ネムイちゃんにはろ過した程度の水道水をあげています。
塩素が入っていない水だと、そのうの中にカビが発生してしまうことがあるそうです。
手を温かくしてから触る
これも特に冬ですが、冷たい手にネムイちゃんが乗ったときちょっと震えた気がしたので、
それ以来、手が冷たかったらお湯で手を温めてから触るようにしています^^;
ムックの心で接する
ご覧になってくださっているみなさまは、『ポンキッキ』をご存知な世代の方でしょうか??^^;
私が子供の頃に、朝フジテレビでやっていた子供番組です。
放送が終わった後も、ガチャピンとムックというキャラクターはちょくちょく見かけるので
それで知っている方もいらっしゃるかもしれません。
それで、その『ムック』という赤いもじゃもじゃのキャラクターなのですが、
いつもひっくり返ったような声で「~~ですぞ~↑」と話すのです。
たぶん子供番組だから子供に緊張感を与えないようにそうしていたと思うのですが…笑
なので私もそれを見習って、ネムイちゃんに接するときは『常にムックの心』になって接しています!
「だいじょ~ぶかなあ~↑」「うんち出たねえ~~↑」「いた~いよ~~↑」(←首を攻撃されている)など。
そうすることで、普通だったら怒りたくなるような場面でも怒らずにいられるのだと思います!
さすが、子供たちとのふれあい百戦錬磨で培ったムックの知恵です!!
みなさまも良かったら試してみてください~^^
脱線しましたが、以上『お迎え時に知っておきたいこと』いろいろでした~!
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